一段落、だろうか

先日父の携帯電話から直接連絡が入っていた。
電話が掛かってきた時は丁度寝に入っていた為気が付いたのは翌日
起きた時だったのだが。
何の件に関して電話を掛けてきたの解らなかった為、最も父本人が
直接電話を掛けてくること自体が希なので、手の開いているだろう時間
つまり帰宅しているだろう時間に電話を掛けた。

どうやら例のランプの件だった。
後の処理や問題は父が全面的に見てくれるので、あとの心配はもう
しなくてもよい、との事だった。

他人、それも家族にもあまり関心のない父がまた珍しい。

ただこれで頭を悩ませる出来事の一つが緩和されたので一安心と
言った所だろう。

今回の件に関して少々思う部分がある。
普段は理性的に振舞っている様子である母も、結局、いや勿論元々
感情的に成りやすい性格なのは幼い頃から解っていたのだが、
母自身はかなり物事に依存しやすい性格なのだろうと考えられた。

今回の件で、具体的に例の会社の問題点やそれらの情報や、それを元に
私が母に対しまず行って欲しい行動や理解を求めたのだが、理知的な反応が
すぐには来なかった。
母の返答としては”はいはい、やっておくから云々”とまるでさじを
投げるかのごとくの反応。
理解していてくれているのであれば安心であるし、今回もそれである意味
においての直接の当事者という訳では無いにも関わらず悩む事もなく
（実際には巻き込まれていたのだが…）。

自分の趣味において行っている事に対し口出し等するのは、それは
誰しも腹立たしいのは重々調子だというのは解ってはいる、
その趣味に対し依存度が強ければなおさらのことだ。しかしながら
現状として法的にも問題が起こりうる問題だったという認識をして
欲しかっただけだったのだが。

ただ理解した云々というよりも、一番反応として取って欲しくない
反応であったのは間違い無かった。それが解った事に加え、多少悲しく
も感じてしまった。